このたび発売する『Tenor Venova』は、「Venova」の手軽さはそのままに、初めての人でもより演奏をし易く、落ち着いた、優しい音色を奏でることができるテナー音域のモデルです。
<概要>
- テナーサクソフォンのように落ち着いた、優しい音色
- リコーダーに似たやさしい指使いとテナー専用マウスピースによる高い操作性
- 気軽に扱えてメンテナンスも容易、丈夫で軽量なコンパクトボディ
品名/品番/価格/発売時期
ヤマハ カジュアル管楽器Tenor Venova(テナー ヴェノーヴァ)/YVS-140/オープンプライス/10月8日(金)
◎初年度販売予定数(国内):3,000本
<主な特長>
1.テナーサクソフォンのように落ち着いた、優しい音色
マウスピースに付けたリードを震わせて発音し、テナーサクソフォンのように落ち着いた、優しい音色と、リード楽器ならではの本格的な吹き心地によって、表現力豊かな演奏ができます。またヤマハ独自の音響解析技術を生かして管体の内径と音孔の設計を最適化することで2オクターブの音域を実現しており、多くの楽曲の演奏が可能となっています。
2.リコーダーに似たやさしい指使いとテナー専用マウスピースによる高い操作性
「分岐管構造」と蛇行形状によって、リコーダーに似たシンプルな指使いを実現しているだけでなく、比較的大きなマウスピースを採用していることで音のコントロールがしやすく、管楽器初心者でも気軽に演奏を楽しむことができます。
3.気軽に扱えてメンテナンスも容易、丈夫で軽量なコンパクトボディ
ボディがABS樹脂製のため、軽量で壊れにくく水洗いが可能で、気軽に取り扱えて簡単にメンテナンスできます。また耐久性が高く安定性に優れた樹脂製の専用リードを付属し、キイ部分のパッドにも安定性の高い合成素材を使用しました。丈夫でコンパクトなので、気軽にどこへでも持って行くことができ、ライブハウス、スタジオ、アウトドアといった様々な場面で演奏を楽しむことができます。
<製品仕様>
製品仕様の詳細は、製品サイトをご参照ください。
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/casual_wind_instruments/venova/
<開発の背景>
「Venova」は、「もっと気軽に、もっと自由に、より多くの人に管楽器の演奏を楽しんでほしい」という想いから生まれました。最大の特徴である「分岐管構造」は、1993年発売の当社シンセサイザー「VL1」に搭載されたデジタル信号処理によるバーチャル・アコースティック音源に用いられた「分岐管理論」を応用し、具現化したものです。豊かな音色ややさしい指使いなどの特長を備えたまま構造をシンプルにすることができ、またメンテナンスが容易でコンパクトなボディを実現しています。
2017年に初代Venova「YVS-100」、2019年にAlto Venova「YVS-120」を発表してVenovaのファンを着実に増やしてきましたが、「テナーも欲しい」というご意見が多く寄せられたことから、Tenor Venova「YVS-140」を開発しました。テナーパートならではの落ち着いた優しい音色が、Venovaの楽しみ方をさらに広げてくれることを願っています。
<オンライン体験会のご案内>
Venovaの特長・魅力のご紹介から、タンギングや低音・高音を出すコツといった攻略法までを、Venovaの開発にも携わったサクソフォン奏者の福井健太氏が解説します(参加費:無料)。
詳しくは以下専用ウェブページをご確認ください。
https://member.jp.yamaha.com/event/id-718
ヤマハ カジュアル管楽器 ヴェノーヴァ 製品情報サイト
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/winds/casual_wind_instruments/
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
※文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
※このニュースリリースに掲載されている情報などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。